10日に開幕したネーションズリーグ(VNL)2026男子。予選ラウンド第1週で4連勝と好スタートを切った男子日本代表は予選ラウンド第2週のフランスラウンドでセルビア代表、イラン代表、アメリカ代表、フランス代表と対戦する。
フランスラウンドの3戦目で戦うのがアメリカ。今回はそのアメリカについて解説していく。
アメリカ代表の特徴
アメリカはFIVBランク3位の強豪国で、2024年のパリ五輪では銅メダルを獲得している。
VNL2026も5勝1敗と好調だ。
そんなアメリカ代表を一言で表すなら「パーフェクト」だ。フィジカルとスキルの両方が世界トップクラスで、全く隙が無い。
日本のようにフィジカルが欠けていたり、ポーランドのように攻撃力の代わりにレシーブ力が少し低いと言った弱点が無く、完全無欠だ。
VNL第2週のメンバーも、全ポジションにスター選手が揃っている。
セッターのマイカ・クリステンソン、リベロのエリック・ショージは世界No.1と評されることも多い。
SVリーグでプレーしたトリー・デファルコ(過去にプルスリーガベストOH)、マシュー・アンダーソン(CL2024ベストOH)、テイラー・エイブリル(パリ五輪ベストMB)の3人も世界最高峰の大会やリーグで個人賞を受賞している。
そして今季はOPが豊作で、ここまでチーム最多81得点のジェイク・ヘインズと、カナダ戦で33得点を記録した大学生のコール・ハートキーが大活躍している。
パリ五輪の主力選手達に加え、新戦力の台頭で厚みが増したアメリカ代表に、日本がどう戦っていくのかに注目だ。
アメリカ代表の注目選手:ジェイク・ヘインズ

アメリカの注目選手はジェイク・ヘインズ(OP/210cm/28歳)だ。
アメリカの新エースで、VNLのトルコ代表、ドイツ代表、イタリア代表、キューバ代表との4戦でチーム最多得点を記録している。
そのヘインズを一言で表すなら「超王道オポジット」だ。
375cmの最高到達点の規格外の高さから、ディフェンスを破壊する圧倒的なパワーを誇るアタックを放つ。3枚ブロックが揃っても止めるのが難しい、ザ・エースといった風格だ。
これまでもアメリカ代表に選出されていたが、五輪や世界選手権といった重要な大会のメンバーには入らなかった。
しかし今季のブンデスリーガで2季連続となるベストオポジットを受賞し、改めてその実力を証明した。
ヘインズはアメリカ代表のOPを務めていたアンダーソンからポジションを受け継ぎ、アンダーソンはOHへ返り咲き、VNLでは互いに結果を残している。
地元開催のロサンゼルス五輪に向けて、アメリカ代表は新たな切り札を手にした。




