[写真]=須田康暉

2026年10月17日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の2026-27シーズンが開幕した。

SVリーグでは今シーズンから、外国籍選手が3人までコートに立てるようになった。そのため各チームは強化を目的に、外国籍選手の移籍が活発になっている。国際大会で日本に立ちはだかった、強豪国の選手たちも多い。

本記事では、今季SVリーグでプレーする日本を苦しめた外国籍選手を5人紹介する。

SVリーグ男子は、J SPORTSオンデマンドで全試合がライブ配信されている。代表戦で見た選手のプレーを国内で見たい方は、視聴方法もあわせて確認しておこう。

関連記事:【2026-27】SVリーグの視聴方法は?男女のテレビ放送・ネット配信・日程を解説

今季注目したい外国籍選手5人

今回紹介する5人は以下のとおりだ。

  • アミン・エスマエイルネザド(イラン/オポジット/広島サンダーズ)
  • ヤン・コザメルニク(スロベニア/ミドルブロッカー/東京グレートベアーズ)
  • トリー・デファルコ(アメリカ/アウトサイドヒッター/ジェイテクトSTINGS愛知)
  • アントワーヌ・ブリザール(フランス/セッター/大阪ブルテオン)
  • バルトシュ・クレク(ポーランド/オポジット/東京グレートベアーズ)

5人の国はすべて異なり、いずれも代表の主力として日本と戦ってきた選手だ。

アミン・エスマエイルネザド

[写真]=Getty Images
  • 身長:203cm
  • 最高到達点:ー
  • ポジション:オポジット
  • 実績:アジア選手権 優勝(2021年)、アジア競技大会 優勝(2022年・2026年)、2023年 アジア選手権 ベストオポジット賞

エスマエイルネザドは、イラン代表として、2026年10月のアジア競技大会決勝で日本を苦しめた。チーム最多の22得点を挙げ、イランは日本を3-1で破って大会4連覇を果たした。

イラン代表では主将を務めるオポジットだ。2021年のアジア選手権と2022年のアジア競技大会で優勝し、2023年のアジア選手権ではベストオポジット賞を受賞した。203cmの高さから打ち下ろすチームのエースである。

イランのクラブでプレーしたあと、イタリアのヴェローナ、トルコのアックシュ・ベレディエスポルなど欧州のリーグで経験を積んだ。今季から広島サンダーズに加入し、背番号80を背負う。

日本代表にとってライバルであるイランの主将が、SVリーグでプレーする。日本人選手とのコンビネーションや対戦が楽しみな、アジアを代表するオポジットだ。

ヤン・コザメルニク

[写真]=市川雄大※写真は2025年11月8日撮影
  • 身長:205cm
  • 最高到達点:360cm
  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 実績:欧州選手権 準優勝(2019年・2021年)、ネーションズリーグ 銅メダル(2026年)

コザメルニクは、スロベニア代表として、2026年ネーションズリーグ3位決定戦で日本を苦しめた。10得点を挙げてスロベニアの3-1の勝利に貢献し、日本はメダルを逃した。スロベニアにとっては、ネーションズリーグで初めてのメダルだった。

スロベニア代表の中心として、205cmの高さを生かしたブロックと、速いクイックが持ち味のミドルブロッカーだ。日本戦でも、高さで日本のスパイカーを苦しめた。

イタリアのトレンティーノやパワーバレー・ミラノなど、世界トップクラスのチームでプレーしてきた。2025年に東京グレートベアーズへ加入した1年目は、全44試合でベンチ入りしたものの、外国籍選手の枠の関係で出場時間は限られていた。

今季は、外国籍選手が3人同時にコートに立てるようになった。コザメルニクは契約更新の際に、これを「自分の力を証明する大きなモチベーション」と語り、「来シーズンこそ、チームとして大きく前進するシーズンにしたいです」と意気込んでいる。

トリー・デファルコ

[写真]=須田康暉※写真は2025年撮影
  • 身長:198cm
  • 最高到達点:340cm
  • ポジション:アウトサイドヒッター
  • 実績:パリオリンピック 銅メダル、ワールドカップ 優勝(2023年)

デファルコは、アメリカ代表として、2026年のネーションズリーグで日本を苦しめた。予選ラウンドの日本戦で17得点を挙げ、準決勝ではアメリカがフルセットの末に日本を破って日本の連勝を13で止めた。

アメリカ代表では、東京とパリのオリンピックに出場し、パリでは銅メダルを獲得した。2023年に日本で開催されたワールドカップでも優勝している。

2024年にジェイテクトSTINGS愛知へ加入すると、1年目から攻撃の中心となった。2年目は、リーグ8位の641得点を記録。アタック決定率52.2%でリーグ4位、サーブ効果率12.2%で8位と、攻撃とサーブの両方で上位に入り、チームのチャンピオンシップ3位にも貢献した。3年目の今シーズンも、STINGS愛知の得点源として期待がかかる。

スパイク、サーブ、ブロックのすべてで得点を量産する、アメリカ代表のエース。日本の連勝を止めた攻撃力を、SVリーグでも存分に発揮してくれるだろう。

アントワーヌ・ブリザール

[写真]=兼子愼一郎
  • 身長:196cm
  • 最高到達点:350cm
  • ポジション:セッター
  • 実績:オリンピック 金メダル(東京・パリ)、ネーションズリーグ 優勝(2022年・2024年)、パリオリンピック ベストセッター賞

ブリザールは、フランス代表として2024年6月のネーションズリーグ決勝で日本を苦しめた。セッターとして攻撃を組み立て、フランスは日本に3-1で勝利。ブリザールは大会MVPに選ばれた。

フランス代表の正セッターとして、東京とパリのオリンピックで2大会連続の金メダルを獲得。パリではベストセッター賞も受賞している。196cmの高い位置からのトスに加え、ブロックやサーブでも得点に絡める。

2025年に大阪ブルテオンへ加入した1年目は、セッターながらサービスエース45本、ブロック55本を記録し、合計193得点を挙げた。トスでスパイカーを生かしつつ、自らもサーブとブロックで点を取れるのがブリザールの強みだ。

チームはレギュラーシーズン2位からチャンピオンシップを勝ち上がりSVリーグ優勝。ブリザールは年間表彰でMIP賞とベスト6(セッター)に選ばれている。オリンピック2連覇の司令塔が、SVリーグでも2連覇なるか。世界トップクラスのトスワークに注目だ。

バルトシュ・クレク

[写真]=韻萱
  • 身長:205cm
  • 最高到達点:375cm
  • ポジション:オポジット
  • 実績:世界選手権 優勝(2018年・MVP)、ネーションズリーグ 優勝(2023年)

クレクは、ポーランド代表として、2021年7月の東京オリンピック予選ラウンドで日本を苦しめた。11得点を挙げ、ポーランドは日本に3-0で勝利した。

ポーランド代表のエースとして、2018年の世界選手権で優勝し、大会MVPに輝いた。2024年のパリオリンピックでは銀メダルを獲得している。207cmの選手が打つスパイクは、世界トップクラスの高さで、ブロックの上からでも決め切る力がある。

日本でのプレー経験は、外国籍選手の中でも長い。2020年から4シーズン在籍したウルフドッグス名古屋では、2020-21シーズンに得点王とベスト6、2021-22シーズンにスパイク賞を受賞した。2022-23シーズンには優勝に導き、MVPに輝いている。

ウルフドッグス名古屋から、ポーランドのZAKSAへ移籍。2025年に東京グレートベアーズへ加入すると、2025-26シーズンはリーグ3位の743得点を記録した。世界王者とオリンピックのメダルを経験したポーランドの大砲が、日本のファンの前でプレーを続ける。38歳を迎えても衰えない得点力に注目だ。

番外編|SVリーグで注目したい外国籍選手

5人のほかにも、今季のSVリーグには代表クラスの外国籍選手が多くそろっている。

  • ステファン・ボワイエ(ジェイテクトSTINGS愛知)
  • ジェニア・グレベニコフ(ウルフドッグス名古屋)
  • ノルベルト・フベル(ウルフドッグス名古屋)
  • モビン・ナスリ・マスタナバド(広島サンダーズ)
  • フィニアン・マッカーシー(大阪ブルテオン)

昨季のSVリーグで最多得点を挙げたボワイエや、トップブロッカーに輝いたフベル、「世界ナンバーワンリベロ」と呼ばれるグレベニコフなど、有名な選手が多い。今季から外国籍選手が3人同時にコートに立てるようになり、代表クラスの選手どうしの対戦はさらに増えるだろう。

今季のSVリーグで日本代表の強敵に注目

本記事では、代表戦で日本を苦しめた外国籍選手5人を紹介した。

  • アミン・エスマエイルネザド(広島サンダーズ)
  • ヤン・コザメルニク(東京グレートベアーズ)
  • トリー・デファルコ(ジェイテクトSTINGS愛知)
  • アントワーヌ・ブリザール(大阪ブルテオン)
  • バルトシュ・クレク(東京グレートベアーズ)

代表戦では日本の前に立ちはだかった選手たちのプレーを、SVリーグで間近に見られる。日本人選手との対戦は、代表戦の続きを見ているような楽しみがあるはずだ。

5人が出場する試合は、J SPORTSオンデマンドで見逃し配信も含めて視聴できる。テレビ放送や料金、日程は以下の記事で紹介しているので、観戦前にチェックしよう。

関連記事:【2026-27】SVリーグの視聴方法は?男女のテレビ放送・ネット配信・日程を解説

【PR】SVリーグ男女全試合をU-NEXT「J SPORTS バレーボールパック」で楽しもう!

U-NEXT「J SPORTS バレーボールパック」

U-NEXT 「J SPORTS バレーボールパック」は、月額2,580円(税込)で『大同生命SVリーグ』男女全試合など、バレーボールコンテンツを視聴できるプラン。

2026-27シーズンは男子は12クラブ体制に拡大、女子は東西カンファレンス制へ移行し、更なる注目を集め続けているSVリーグ。2部相当の「大同生命SVリーグ グロース」についても全試合生配信を予定している。

U-NEXTの月額プラン(月額2,180円・税込/31日間無料トライアルあり)をあわせて利用すると、毎月付与されるポイントを活用できるのでよりお得感がUP!

また、映画、アニメ、ドラマなどのエンタメコンテンツのほか、「月刊バレーボール」などの雑誌が読み放題でお楽しみいただけます。

POINT

① 『大同生命SVリーグ』の2026-27シーズン男女全試合を楽しめる!

② プレシーズンマッチなど、さまざまな国内外のバレーボール大会を配信予定

③ U-NEXTの月額プランと組み合わせると、毎月付与されるポイントでよりお得に!

この記事を書いたのは

重村暁希

重村暁希 の記事をもっと見る