22日、バレーボールネーションズリーグ2024女子準決勝が行われ、バレーボール女子日本代表がブラジル女子代表と対戦した。
ここまでと同じメンバーを先発起用した日本は、いいスタートを切ると世界ランク1位のブラジル相手に一時7点をリードする。しかし、ブラジルのタイムアウト後に反撃を受け、まさかの逆転を許す。
それでも、リリーフサーバーで起用された黒後愛のサーブで再び流れを取り戻すと、最後はデュースを制し26-24で1セット目を取りきった。
第2セットは長いラリーを相手に制されなかなか流れを奪えずに20-25で落としたものの、第3セットはそのラリーを制することも増え25-21とセットを奪い返し、決勝進出に王手をかけた。
続く第4セットは後がないブラジルに押し切られるも、最終セットは山田二千華のサーブで崩し日本が4連続得点も記録。だが、諦めないブラジルも反撃を見せると10-10の同点に追いつかれる。
それでも、最終盤には山田のサービスエースも飛び出すと、最後は石川真佑のスパイクがブロックアウトとなって試合終了。日本が直近の3試合すべてでフルセット負けを喫していたブラジルを3-2で下した。
決勝進出を決めた日本はネーションズリーグ初のメダルが確定。決勝ではブラジルを抜き世界ランク1位となったイタリア代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-2 ブラジル
第1セット 26-24
第2セット 20-25
第3セット 25-21
第4セット 22-25
第5セット 15-12