1日(土)にネーションズリーグ(VNL)2026男子 決勝ラウンドの準決勝が行われ、日本代表はアメリカ代表と対戦した。
就任2年目のロラン・ティリ監督率いる日本は、決勝ラウンド準々決勝で中国と対戦しアウェーの中、なんとか勝利をもぎ取った。一方のアメリカはイタリアと準々決勝で対戦し、圧倒的な強さを見せストレートで勝利している。
日本はアウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍と石川祐希、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッターに深津英臣、オポジットに西田有志、リベロに小川智大をスタメン起用した。
第1セット、日本は序盤からアメリカの強烈なサーブに対して安定したサーブレシーブを見せ、石川や西田のスパイクポイントにつなげていく。中盤では、アメリカのブロックが日本のスパイカー人を阻み、16-18と点差を広げられる。終盤は山内やラリーのクイックが刺さるが、アメリカのブロックやサーブに対応できずセットを落とす。
続く第2セット、互いに粘りのあるプレーでロングラリーが続く中、第1セットから好調の石川が強烈なスパイクを決め、チームを牽引する。日本のSVリーグでプレーするアメリカ代表マシュー・アンダーソンが、コース幅の広いスパイクを決めると、石川がバックアタックで決め返し、両者エースの点の取り合いが展開される。接戦の末、最後はラリーのクイックでポイントを取り、日本が第2セットを取り返す。
第3セット、序盤は連続で西田のスパイクが決まり、フェイントやリバウンドなど無理をしない打ち方で、器用に得点を重ねる。5-1と序盤からアメリカを引き離すが、アメリカ代表ジェイク・ヘインズの豪速球サーブが日本を苦しめ、逆に4連続ポイントを取られる。そんなヘインズのスパイクをセット中盤に石川がブロックし、日本がリードを広げる。このセットは石川と西田の勢いが止まらず流れを掴み、そのまま第3セットを取り切る。
勝負の第4セット、第3セットと変わりアメリカが勢いに乗り、リードを広げる展開になる。流れを変えるために石川に代わって入った富田将馬が安定したプレーを見せ、なんとかアメリカに食らいついていく。中盤では西田のサーブが火を吹きアメリカを苦しめるが、終盤は流れに乗れず第4セットを落とす。
運命の第5セット、序盤から中盤にかけてアメリカが一歩前に出る展開が続くが、この試合厳しくマークされ続けた高橋のスパイクが決まりお互い譲らずシーソーゲームになる。11-11の場面では、西田のサーブからブレイクを取り日本が前に出るが、アメリカの武器であるサーブが止まらず最終セットを落とした。
日本はフルセットの末、アメリカに惜しくも敗れ3位決定戦で銅メダルをかけた戦いに挑む。8月2日(日)16:40より行われる3位決定戦は、スロベニア代表と対戦する。
■試合結果
日本 2-3 アメリカ
第1セット 19-25
第2セット 25-23
第3セット 20-25
第4セット 19-25
第5セット 13-15




