2日(日)にネーションズリーグ(VNL)2026男子 決勝ラウンドの3位決定戦が行われ、日本代表はスロベニア代表と対戦した。
就任2年目のロラン・ティリ監督率いる日本は、決勝ラウンド準決勝でアメリカと対戦し、フルセットの激戦を惜しくも勝ち切ることができなかった。一方のスロベニアは準決勝でポーランドにストレート負けを喫している。
日本はアウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍と石川祐希、ミドルブロッカー(MB)に西本圭吾とエバデダン・ラリー、セッターに深津英臣、オポジットに西田有志、リベロに山本智大をスタメン起用した。
第1セットはシーソーゲームが続き、髙橋や西田のスパイク、西本のブロックを駆使してスロベニアに対抗していく。セット終盤ではスロベニアのサーブに苦しみ点差を一気につけられ、第1セットを落とす。
続く第2セット、石川に代わって入った大塚達宣が出だしからスロベニアの高さに屈しないスパイクでチームを牽引する。一方のスロベニアは第1セットから好調、イタリアのセリエAで活躍するロク・モジッチや、日本のSVリーグでプレーした経験のあるティネ・ウルナウトがサーブにスパイクにと大車輪の活躍を見せる。そんなスロベニアのオフェンスに対し、セット中盤には山本がスーパーレシーブを何度も見せ、場内を沸かせる。デュースにもつれ込んだ激戦の第2セットは意地のフロアディフェンスで日本が粘り、セットを取り返した。
第3セット、序盤はサイドアウトが続くが中盤に連続ポイントを取られ、12-15とスロベニアが前に出る形に。途中、ワンポイントサーバーで入った石川のサーブから得点を取り、同点に追いつく場面もあったがスロベニアが逃げ切り、第3セットを落とす。
後がない第4セット、序盤から高橋がキレのあるサーブでエースを取り流れを作っていく。西田に代わって入った宮浦健人の活躍もあるが、中盤から日本のミスが目立ちスロベニアにリードを広げられる。最後は、流れを掴みきれず惜しくもセットを落とし、スロベニアが史上初のメダル獲得を果たした。
スロベニアに敗北し惜しくも2年ぶりのメダル獲得が叶わず、4位で大会を終えた男子日本代表。予選ラウンド12戦全勝という歴史的記録を作り、試合を通して「誰が出ても強い」と間違いなく思えるような選手層の厚さを感じるパフォーマンスを見せた。今年9月に行われる、2028年のロサンゼルス五輪出場権がかかるアジア選手権2026での活躍も期待される。
■試合結果
日本 1-3 スロベニア
第1セット 21-25
第2セット 28-26
第3セット 22-25
第4セット 22-25




