4日に開幕した2026男子アジア選手権。優勝国に2028年のロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられるため、日本代表は優勝を目指して戦うこととなる。
まずは予選ラウンドで全勝通過を目指す日本の予選最後の相手は8日19時半から戦うオーストラリア代表。今回はそのオーストラリアを解説していく。
オーストラリア代表の特徴
オーストラリア代表を一言で表すなら、「優勝候補」の一角だ。
彼らのカタログスペックは日本代表以上。スタメンの6人全員が身長200cm超えで、さらに主力の4選手が世界3大リーグでプレー経験がある。
今大会はここまで2戦ともにストレート勝利。欧州チームのようなサーブ&ブロックで、バーレーンとオマーンを圧倒した。
ネーションズリーグ2022では1勝11敗で降格しているが、当時の弱点だったサーブレシーブは、昨年のルール改定(サーブトス直後にポジションチェンジ可能になった)で守護神ルーク・ペリーを常に真ん中に配置することで改善されている。
全員が200cm超えの隙の無いブロック、世界3大リーグ経験者が4名、弱点のサーブレシーブの克服。今のオーストラリアはアジア屈指とも言えるチームだ。
オーストラリア代表の注目選手
注目選手1人目は守護神のルーク・ペリー(L/180cm/30歳)だ。トップリベロの1人で、タウロン・リーガ(ポーランド1部)では3シーズン連続ベストリベロを受賞した。
ディグ、レセプション、トスの全てが超一流だが、今大会は特にレセプションでの活躍が目立っている。味方アタッカーへのサーブを積極的にスティールすることで、2試合連続チーム内トップのレセプション数を記録。オーストラリアの弱点だったサーブレシーブの克服をたった1人で成し遂げている。
2人目はエースのロレンゾ・ポープ(OH/206cm/25歳)。セリエAの名門モデナに所属していたOH。
今大会では総得点2位(9/7時点)のオーストラリアのエース。バックアタックが非常に安定していて、勝負どころでは前衛後衛関係なくトスを託される日本の石川祐希のような存在だ。またジャンプサーブも強烈で、ポープのサーブで崩し、ブロックで仕留めるのが豪州お決まりのブレイクパターンになっている。
3人目はセッターのアーラシュ・ドサンジ(S/205cm/30歳)。セリエAとタウロンリーガでプレー経験がある、身長205cmの長身セッターで、高さを生かしたブロックやツーアタックが魅力だ。
遊び心もある選手で、男子バレーではあまり見ないトスフェイントを多用したり、コートの真ん中から強引にクイックを使う。またVNL2022から見違えるほどに安定したトスにも注目で、アタッカーの高さを生かすフワッとしたトスを供給する。




