12日(日)、ACN バレーボールネーションズリーグ2026 女子大阪大会で日本代表がポーランド代表と対戦。セットカウント3-2で勝利し、ファイナルラウンド進出を決めた。
逆転勝利の立役者の一人になったセッターの関菜々巳だが、ポーランド戦の開始時にはベンチにいた。予選ラウンド第2週の前半までは先発で起用されることが多かったが、2026年に初めて代表に招集されたベテランの栄絵里香が起用されることが多くなっていた。
そうした中、ポーランド戦では2セットを奪われた苦しい展開から起用され見事逆転に導いた関だが、試合終了直後には涙を流した。その涙には「嬉しいという感情と、ここまでの苦しさ。チームに対してもっとなんの働きかけもできなかった悔しさ、両方あります」と複雑な感情が入り混じっていた。
難しい場面での出場となったが、コートに入る時は「1週目・2週目と私がスタートで出ることが多い中で、途中から入った中川(つかさ)選手だったり栄(絵里香)選手だったりがコートに入って勝ってくれていた。ここまで本当に助けられてきたので、『今度は私が助けたい』という思いでした」という。
いざコートに入ると、「真ん中(ミドル)の攻撃」に活路を見出した。「サイドも真ん中も決まっていない状況で、まずは真ん中を活かす。そうすれば相乗効果でサイドも活きてくる」。自らのセッティング理論を信じ、ミドルブロッカー陣を積極的に活用することでポーランドの強固なブロックを分散させた。
関の活躍もありファイナルラウンド進出を決めた日本。これからに向けては「自分自身、ここまでずっと情けないプレーばかりだった。ここを一つのきっかけにしたい」と話す。




