[写真]=野口岳彦

 29日(火)、石川祐希が所属するジラート・バンク・アンカラがTÜGİADエーゲ海国際バレーボール大会でゲブゼ・ベレディエスポル(トルコ)と対戦した。

 トルコのエフェレル・リーグに所属する3チームとヒラセディジ(アゼルバイジャン)が参加しているこの大会。3日間にわたって総当たり戦を行う。

 今シーズンから石川が加入したジラート。約1週間前にチームに合流した石川は、初戦となった28日(月)のヒラセディジに続いて背番号11をつけて先発出場。日本のウルフドッグス名古屋でもプレーしたニミル・アブデル=アジズも先発で出場した。 

 第1セット、序盤からジラートは相手の高いブロックや強烈なスパイクに苦しみ、リードを許す展開に。中盤、長いラリーを石川のスパイクで制するも、なかなか主導権を握れないまま試合が進む。流れを変えたいジラートは終盤、石川のサービスエースを起点に連続得点を決め、20-20と同点に追いつくと、ブロックで逆転に成功。さらに相手のミスも重なり、そのままリードを守ってセットを先取する。

 続く第2セット、ジラートは石川のスパイクと味方のブロックで2点を先取する。徐々に調子を上げる石川は、中盤にもエンドラインいっぱいのサービスエースや力強いバックアタックを決め、15-10と点差を広げる。さらに、ニミルも威力のあるサーブで相手のレシーブを崩すと、スパイクでも得点を決め、ジラートの勢いを支える。終盤には、味方の粘り強いレシーブから石川がスパイクを決めて24-16とする。最後は相手のサーブがネットにかかり、ジラートが第2セットも取り切った。

 第3セット、ジラートは、序盤から相手のサーブに崩される場面やコンビミスも重なり、3-6とリードを許す。石川は前衛でフェイクセットを上げるというトリッキーなプレーも見せ、得点にはつながらなかったものの、攻撃の幅を感じさせる。しかし、中盤以降も相手にリードを許す展開が続く。終盤、石川の力強いバックアタックや味方のブロックで20-21と追い上げるが、最後はジラートのブロックがアウトとなり、第3セットを落とした。

 第4セット、序盤は拮抗した展開が続くが、相手のミスに加えて、石川を含む3枚ブロックで相手の攻撃を封じ、9-5とリードを奪う。中盤、石川は2本連続のバックアタックや、キレのあるインナースパイクも決めて得点を重ねる。石川はセットを通して攻守で安定したプレーを見せ、チームを支える。終盤は、相手の粘りでデュースにもつれる展開となるが、最後は石川のスパイクが決まり、27-25で第4セットを取り切る。ジラートがセットカウント3-1で勝利を収めた。

 2連勝を収めたジラートは、30日(水)15:00(日本時間21:00)からプレシーズンマッチ最終戦に挑む。対戦相手はアルテクマ(トルコ)だ。

■試合結果
ジラート 3-1 ゲブゼ
第1セット 25-23
第2セット 25-17
第3セット 23-25
第4セット 27-25

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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