③フランス代表の新エース(マティス・エノ)

今季ブレイクした選手の3人目は、マティス・エノ(フランス代表)だ。
フランス代表の新エースとして欧州選手権の銀メダル獲得に貢献し、強豪ペルージャへの移籍も果たした。
そんな彼を一言で表すなら「次世代のヌガペト」だ。
同代表の世界最高峰OHの1人、イアルバン・ヌガペトのように、「守備力」と「技ありのアタック」を持ち味とする。
守備面では、VNLでトップレシーバー(サーブレシーブで最多Aパス)を記録。アンダーハンドでのレシーブを主体とし、力を抜いた腕で柔らかくボールを捉え、セッターへ返球する。元フランス代表リベロのユベール・エノを父に持ち、レセプションの巧みさは親子二代にわたって受け継がれている。
攻撃面では、VNLのフランス代表で最多となる189得点を記録した。
最高到達点355cmの高さを生かした、ブロックの上から打ち込むアタックに加え、フランス代表のOHに受け継がれるような巧みなフェイントも織り交ぜる。攻撃の引き出しが豊富で、相手にとって対策の難しいアタッカーだ。
そして彼はまだ21歳と若く、さらなる成長が期待される。名リベロの血を継ぐ新世代エースが、世界トップクラスの選手へと駆け上がる。




