2026年4月17日、2026年度の男子日本代表登録メンバー37人が発表された。日本代表は9月のアジア選手権で優勝し、ロサンゼルスオリンピック(ロス五輪)の出場権を獲得。2028年の本番に向けて、メンバー争いが本格的に始まっている。
一方で、これまで代表の主力として戦いながら、今年度の登録メンバーに入らなかった選手もいる。本記事では、SVリーグでの活躍しだいで、代表への復帰を期待したい4人を紹介する。
SVリーグ男子は、J SPORTSオンデマンドで全試合がライブ配信されている。4人のプレーを試合でチェックしたい方は、視聴方法もあわせて確認しておこう。
代表への復帰を期待したい4人
今回紹介する4人は以下のとおりだ。
- 大宅真樹(セッター/日本製鉄堺ブレイザーズ)
- 李博(ミドルブロッカー/東レアローズ静岡)
- 大竹壱青(ミドルブロッカー/東京グレートベアーズ)
- 柳田将洋(アウトサイドヒッター/東京グレートベアーズ)
大宅真樹

- 身長:177cm
- 最高到達点:327cm
- ポジション:セッター
- 実績:世界選手権 日本代表(2022年・2025年)、Vリーグ 最高殊勲選手賞(2021-22・2023-24)
大宅は、2025年のネーションズリーグと世界選手権で、日本代表のセッターとしてプレーした。代表のセッター陣を支えてきた選手だが、2026年度の登録メンバーには入らなかった。
国内では、サントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)で7シーズンにわたって司令塔を務めた。2021-22シーズンと2023-24シーズンにMVPを受賞し、ベスト6にも4度選ばれている。正確なトスで、スパイカーが打ちやすい状況をつくるのが持ち味だ。
2025年に日本製鉄堺ブレイザーズへ移籍し、1年目からリーグ戦全44試合に出場。新しいチームでもレギュラーとして活躍している。2シーズン目は、チームの攻撃を組み立てて上位に食い込めるかが、代表復帰へのアピールにつながる。
2026年度の登録メンバーには、セッターとして関田誠大や永露元稀、深津英臣らが選ばれている。経験豊富な大宅が、このセッター争いに再び加われるか注目だ。
李博

- 身長:196cm
- 最高到達点:347cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 実績:東京オリンピック 日本代表(2021年)、世界選手権 日本代表(2018年)
李は、東京オリンピックに日本代表のミドルブロッカーとして出場した。2018年の世界選手権にも出場するなど、長く代表を支えてきた選手だ。
2013年に東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団し、今季で14シーズン目。チームひと筋でプレーを続けている。強みは、素早いクイック攻撃と、スパイクの速さとパワーだ。2020-21シーズンから2年連続で、選手間投票による「アタッカー&セッターのベストコンビ」に選ばれた。
2025-26シーズンは、1セットあたり0.39本のブロックを記録した。
サーブも442本を打ってミスは36本にとどめている。代表のミドルブロッカーは、2026年度も11人が登録された激戦区。国際大会の経験は、李の大きな武器だ。ブロックとミスの少ないサーブで、ベテランの力を見せられるかがカギになる。
大竹壱青

- 身長:202cm
- 最高到達点:348cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 実績:世界選手権 日本代表(2018年)、2017年 東アジア地区選手権 MVP
大竹は、2018年の世界選手権に日本代表として出場し、スタメンでもコートに立った。2017年の東アジア地区選手権ではMVPに輝き、2019年のワールドカップにも出場している。
パナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)では、5シーズンにわたってオポジットとしてプレーした。代表でも、2022年のAVCカップでベストオポジットに選ばれている。2023-24シーズンに韓国のウリィカードへ移籍すると、主にミドルブロッカーを任された。2024年に東京グレートベアーズへ加入したあとも、ミドルブロッカーとして登録されている。202cmの高さを、ブロックとクイックに生かしている。
2025-26シーズンは、1セットあたり0.35本のブロックを記録した。オポジットで代表を経験した攻撃力と、ミドルブロッカーとして身につけたブロックを両立できれば、代表でもほかの選手にない武器になる。新しいポジションで、再び代表に戻れるか楽しみだ。
柳田将洋

- 身長:186cm
- 最高到達点:340cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 実績:日本代表 主将(2018年・2019年)、ワールドカップ 日本代表(2015年・2019年)
柳田は、2018年から2019年まで日本代表の主将を務めた。2018年の世界選手権には主将として出場し、2015年と2019年のワールドカップでも代表の一員として戦った。2023年には、2年ぶりに代表に復帰している。
ドイツやポーランドのクラブでもプレーし、海外で経験を積んだ。Vリーグでは2020-21シーズンから2年連続でベスト6に選ばれ、2022年の天皇杯では大会MVPに輝いている。強烈なジャンプサーブと、サーブレシーブもこなす攻守のバランスが持ち味だ。
ほかの3人と大きく違うのは、現在は解説者として代表戦を伝える立場になりつつあることだ。ネーションズリーグでは、2024年から3年続けてTBSの中継で解説などを務めている。2024年にフィリピン・マニラで行われたフランス戦の後には、石川祐希らへのインタビューも担当した。代表を外から伝える立場が続いているだけに、選手として再び代表に呼ばれるのは、ほかの3人より難しい状況と言えるだろう。
それでも、2023年に東京グレートベアーズへ加入してからは、準主力としてプレーを続けている。今季は副キャプテンとしてチームをまとめ、2025-26シーズンはアタック決定率45.2%、サーブレシーブ成功率39.7%を記録した。主将として代表を率いた経験は、若い選手が増えた今の代表にとっても貴重だ。解説席から、再び代表のコートへ戻れるか注目したい。
新シーズンの活躍で代表復帰なるか
本記事では、男子日本代表への復帰を期待したい4人を紹介した。
- 大宅真樹(日本製鉄堺ブレイザーズ)
- 李博(東レアローズ静岡)
- 大竹壱青(東京グレートベアーズ)
- 柳田将洋(東京グレートベアーズ)
4人とも、代表の主力として国際大会を戦ってきた選手だ。ロス五輪に向けたメンバー争いが進むなか、今季のSVリーグでの活躍が、代表復帰への大きなアピールになるだろう。
4人が出場するSVリーグの試合は、J SPORTSオンデマンドで視聴できる。テレビ放送や料金、日程は以下の記事で紹介しているので、観戦前にチェックしよう。




