プルスリーガ(ポーランド1部)のルブリンのクシシュトフ・スクビシェフスキ会長が、ポーランド『TVPSPORT』のインタビューで、髙橋藍との契約についての裏側を明かしている。
今シーズンのプルスリーガでは準優勝、チャンピオンズリーグでベスト8という結果を残した強豪・ルブリン。このオフには日本代表アウトサイドヒッターの髙橋と日本代表リベロの小川智大の獲得で日本でも話題となった。
一気に二人の日本人選手を獲得したルブリンだが、髙橋の獲得に向けてアプローチしたのは今回が初めてではなかったという。
「最初は彼がイタリアリーグに移籍する前、学生だった頃です。大学の春休みを利用して3カ月契約を結ぶという話を持ちかけましたが、実現しませんでした。そして2度目の試みは、イタリアでの契約が満了する頃でした。しかし、彼は日本で素晴らしい契約を結ぶことを決めたのです」
「今回が3度目の試みでした。チーム面や金銭面に関してはすぐに合意に至りました。ただ契約書にサインされたのはそれから約1カ月後でした。私がこれまでに日本の人々について学んだことは、彼らは物事に慣れるまでしっかりと時間をかけるようです」
そして髙橋との契約金についてポーランドでは様々な憶測が飛び交っているというが、スクビシェフスキ会長は「藍の契約金は、ルブリンでの最高額ではない。サントリーでの年俸が高かったことを考えると、藍のルブリンでの契約金は高いと思われるかもしれない。しかし、日本では彼はリーグやサントリーチームの顔だった。そういった選手への対価として、サントリーは惜しみなかったのだと思う。おそらくそれが高額な数字が噂されている理由だろう」と明言。「もちろん藍の契約金も決して安くはないが、その金額は日本での収入には到底及ばないものだ」と明かしている。
また、2026-27シーズンにルブリンに加入するもう一人の日本人、リベロの小川智大については、「髙橋と同時に移籍のオファーをしたわけではなかった。今シーズンはサントリーで藍とチームメイトであり、さらに日本代表としても2人は一緒にプレーしている。その“完成されたユニット”を即座にクラブに迎え入れることができるという点、また、彼ら2人も一緒にプレーすることで、プルスリーガという環境により早く適応できると考えた」とし、「そして1番重要な両選手のバレーボールスキルについては、全く心配する必要はない」とスクビシェフスキ会長は付け加えた。
髙橋にとってはイタリアに次ぐ2ヵ国目、小川にとっては初海外となるプルスリーガへの移籍。期待される2人がどんな活躍を見せてくれるのか、来シーズンが待ち切れない。




