「2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN チャンピオンシップ」が、いよいよ1日(金)から始まる。レギュラーシーズンの上位6チームが進出するチャンピオンシップ。そのチャンピオンシップに出場する6チームの特徴と注目選手を紹介していく。
サントリーサンバーズ大阪(レギュラーシーズン1位)

サントリーは昨季王者で今季レギュラーシーズン1位のSVリーグ最強チームだ。
そのサントリーを一言で表すなら「最強の矛と盾」だ。
「最強の矛」は世界最強OPのドミトリー・ムセルスキー。彼の218cmの身長を活かしたスパイクは、ブロックの上から放たれ、レシーブを吹き飛ばす威力を誇る。さらに身長はジャンプ力と違い、日によって変わることが無いので、常に高さを出せるので安定感がある。
「最強の盾」は、それぞれのポジションで世界一のブロッカーとレシーバーたちだ。まずムセルスキーとイゴール・クリュカは、SVリーグのOPとOHでブロックが最高レベル。身長はそれぞれ218cmと207cmで高さはもちろんだが、駆け引きも上手い。わざとブロックを空けて敵のスパイクを誘い、打たれる瞬間に腕を振って塞ぐことで相手のスパイクをドシャットする。
さらに日本代表の小川智大、髙橋藍、関田誠大は各ポジションで世界最高峰のディグ力を誇る。どんな強打にも跳びつき、ただではスパイクを落とさない。
つまりサントリーは、「最強の盾」であるロシアコンビのブロックと日本代表のディグでスパイクを阻み、「最強の矛」であるムセルスキーで仕留めるチームだ。
注目選手:ドミトリー・ムセルスキー

注目選手はムセルスキー。今季限りでの引退を発表した世界最強OPだ。
最強の矛であり盾でもある彼は、今季も八面六臂の大活躍。レギュラーシーズンのスタッツランキングでは総得点2位(821得点)、アタック決定率3位(53.3%)、サーブ効果率4位(13.4%)、1セットあたりのブロック本数2位(0.66本)を記録。つまり攻撃部門は全てTOP4に入っている。
これでレシーブ力が低かったら可愛げもあるが、彼はパスも上手くて、チャンスボールの返球は丁寧でミスをするのはごくまれ。レセプション返球率も通算で41.2%と高い上に、巨体をペンギンのように滑らせて見せるパンケーキレシーブもお手の物だ。
アタック、サーブ、ブロック、レシーブと全てにおいて隙が無く、世界トップと評されるのも納得の選手。さらに年齢を重ねるにつれて、コンディションのコントロールが上手くなったことで安定感も増していて、今が全盛期なんじゃないかと声が上がるほどの仕上がりようだ。
それだけの選手が引退を発表している状態なので、有終の美を飾るべくモチベーションも充実した状態でCSに挑んでくるだろう。レジェンドの最後の輝きを見逃すな。




