大阪ブルテオン(レギュラーシーズン2位)

[写真]=Photoraid

 レギュラーシーズンを2位で終えた大阪Bの特徴を解説する。

 一言で表すなら「レシーブ力最強」のチームだ。

 SVリーグの公式記録にはディグの項目は無いので、最もスパイクを上げたチームがどこかは正確には分からない。しかし試合を観れば一目瞭然で、大阪Bで間違いないと言い切れるほど、コートに全くボールが落ちない。

 選手全員が最後の最後までレシーブを諦めずに、ボールに飛びつく。SVリーグに限らず、レシーブ力は世界一のクラブと言い切ってもいいほどだ。

 それもそのはずで、各ポジションのレシーブ力ナンバーワンの選手が大阪Bには揃っている。

 リベロの山本智大は国際大会で2度ベストディガーを記録し、ベストリベロにも選出されている。OHの富田将馬は今季もSVリーグのOHでNo.1のサーブレシーブ成功率を記録。OPの西田有志も同ポジションでは世界一と言っていいディグ力を誇る選手だ。

 バレーボールで最も歓声が上がる瞬間はスーパーレシーブが起きた時。つまり大阪Bは、世界一会場を沸かすことが出来る、レシーブ最強のクラブチームだ。

注目選手:アントワーヌ・ブリザール

[写真]=Photoraid

 そんなレシーブ最強の大阪Bの攻撃を加速させるキーマンが、セッターのアントワーヌ・ブリザールだ。

 超攻撃型のセッターで、アタックやサーブで自ら得点を重ねる華麗なプレースタイルで、観客の心を奪う。大阪Bでユニフォームが最も売れているのは外国籍選手の彼とのことだ。

 セッターでは世界トップクラスの攻撃力に加え、セッターの本業と言えるトスも秀逸。自身の攻撃力も計算したトスワークで敵のブロックを翻弄し、ノーブロックの場面を何度も創り出す。

 そのトスワークもあり、大阪Bは全10チーム中アタック決定率1位を記録している。

 一時はアタック決定率1位を記録していた、大阪BのMBのエバデダンラリーアイケーは、「クイックが決まるかはセッターが9割で僕は打たせてもらってるだけ」と語る。

 流石に謙虚過ぎるコメントだとは思うが、そんなコメントが出るほどブリザールのクイックを使うタイミングは完璧ということだ。

 最強のレシーブ力で、攻撃力満点セッターのポテンシャルを引き出した結果、「ボールが落ちない上に、セッターが自在にスパイカーを操る」観ていて痛快なチームが完成した。

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この記事を書いたのは

まつはす

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