8日、2026男子アジア選手権の予選ラウンドで日本代表がオーストラリア代表と対戦。セットカウント3-0のストレートで勝利を収め、予選ラウンド3戦全勝で決勝ラウンドへと進むことが決まった。
スタメン起用されたアウトサイドヒッターの髙橋藍は、この試合だけで5本のサービスエースをマーク。試合開始前時点でも大会のサービスエース数1位だったが、さらに数を重ねていった。
特に印象的だったのは、第3セット後半に見せたサービスエース。ここまでの2試合同様3セット目に相手の追い上げを許した日本だったが、悪いムードを払しょくしたのが髙橋のサーブだった。サーブについては「去年負けてから、勝つためにまずはサーブが重要だと強く感じてきた。VNL(ネーションズリーグ)でもトライし続け、常に強化を求めてきた結果が今出ていることは自信になる」と手応えを語る。
一方で、快勝という結果にも髙橋の表情に緩みはない。第3セットで自身のスパイクミスや、チャンスボールを確実に得点につなげられなかった細かなミスを挙げ、「ああいうもったいないミスをしてしまうと勝てない。今日は相手に助けられた部分もあるが、自分たちから苦しい状況を作ってしまったのは甘い部分」と断じた。
その視線の先にあるのは、アジアの頂点だけでなく、その先の世界舞台だ。「オリンピックでメダルを取るチームとしては、一点の重みや畳み掛けるべきポイントで全員がギアを上げることを求めていかなければならない」と、世界基準の規律をチームに求めた。
決勝トーナメントに向け、「優勝を意識しすぎず、まずは目の前の相手を倒すことにこだわりたい」と語った髙橋。進化したサーブと一切の妥協を許さないストイックな姿勢で、日本をさらなる高みへと導く決意だ。




