サントリーサンバーズ大阪
新生
SVリーグ初代王者であり、昨季も準優勝を果たした名門クラブだ。
そんなサントリーは今季、大きな転換期を迎えている。7年間にわたって不動のエースを務めたドミトリー・ムセルスキーが引退。さらに、キャプテンとして攻守を支えた髙橋藍と、守備の要だった小川智大が移籍した。
今季は新主将、新エース、新守護神を中心に、新たなチームとして戦う。
新主将には小野寺太志が就任した。JTサンダーズ(現・広島サンダーズ)時代にも2年間キャプテンを務めた経験があり、今季はチームを俯瞰しながら優勝へ導きたいと意気込んでいる。
新エースはワシム・ベンタラ。世界屈指のクラブであるペルージャでオポジットを務めた実力者が、ムセルスキーの後を継ぐ。
そして、新守護神として期待されるのが備一真だ。昨季はポーランドリーグでレセプション返球率1位を記録し、今季は日本代表にも選出された。
主力の顔ぶれが大きく変わり、新たなスタートを切る名門クラブ。新体制で再び頂点を目指すサントリーに注目だ。
世界屈指のクラブでエースを務めた男
サントリーの注目選手は、ワシム・ベンタラだ。
ベンタラはペルージャで2年間、エースの一人として活躍。欧州チャンピオンズリーグでは2年連続でベストオポジットに選出された実績を持つ。
彼の武器は「安定感」と「高さ」だ。
安定感を支えているのは、強靱なフィジカル。安定したパフォーマンスを発揮し、得点ランキングでもポーランドリーグで3位、世界クラブ選手権やイタリアのスーペル・コッパで1位を記録するなど、各大会で結果を残してきた。
高さも大きな魅力だ。身長203cmに加えて高い跳躍力を備え、最高到達点は370cm。セリエAでも、相手の3枚ブロックをものともしない力強いアタックで得点を重ねていた。
また、本人は速いトスを得意としており、サントリーの正セッターである関田誠大のトスも好みだと語っている。
ペルージャ時代とは異なる、ブロックを翻弄する高速コンビにも期待したい。ムセルスキーの後継者として、申し分ない実力を備えたオポジットだ。




