東レアローズ静岡
15選手が入れ替わる大刷新
既存のSVリーグクラブで最多となる15選手が入退団し、チームを大きく刷新した。
今季は昨季とは別のチームといっても過言ではない。
外国籍選手では、アメリカ代表のオポジット、ガブリエル・ガルシア、イタリア代表のミドルブロッカー、エドアルド・カネスキ、カナダ代表のアウトサイドヒッター、スカイラー・ヴァルガが加入。さらに、日本国籍を持つキューバ出身のデアルマスアラインも加わった。
新加入選手に共通する強みの一つがサーブだ。
昨季の東レ静岡はサーブ効果率が全チーム中最下位だったが、新戦力の加入によって今季は大きな武器へと変わる可能性がある。
また、新キャプテンにはリベロの武田大周が就任。日本代表にも初選出された勢いのある選手だ。
攻撃力を大幅に強化した新チームを、若き守護神がどのようにまとめ上げるのか。大きく生まれ変わった東レ静岡の戦いに注目したい。
スーパールーキー
東レ静岡の注目選手は、スカイラー・ヴァルガだ。
カナダ代表の新世代を担うアウトサイドヒッターで、攻撃力の高さが持ち味。大学を卒業したばかりのルーキーだが、今季のVNLでも実力を示している。
最高到達点366cmの高さを生かしたアタックは強烈で、相手の3枚ブロックに対しても、ブロックの間や内側を狙って打ち込める。
サーブも強力だ。120km弱のスピンサーブとフローターサーブを使い分け、相手を揺さぶる。
さらに、アウトサイドヒッターとしてレセプションにも意欲的。オーバーハンドとアンダーハンドを使い分け、安定した守備を見せる点も魅力だ。
人柄の面でも評価が高く、大学バレーの強豪であるカリフォルニア州立大学ロングビーチ校ではキャプテンを務めた。監督からは、トップ10%どころかトップ1%に入るほど勤勉な選手だと評されていた。
攻守に高い能力を備えた大型ルーキーは、今季の最優秀新人賞候補の一人となりそうだ。




