ジェイテクトSTINGS愛知
バランス◎
STINGS愛知は、攻守のバランスに優れたチームだ。まるでパズルのピースがぴたりとはまるように、各選手の役割が明確になっている。
攻撃の中心となるのは、世界トップクラスのクラブでも活躍してきた2人のエース。アメリカ代表のトリー・デファルコと、フランス代表のステファン・ボワイエがそろう。
ボワイエは昨季、得点王に輝いた安定感のあるエース。一方のデファルコは、一度波に乗ると手がつけられない爆発力が持ち味だ。
そんな2人を支えるのが、日本人選手たちの堅実なプレーだ。
リベロ兼キャプテンの高橋和幸、守備力とテクニカルなアタックを武器とするアウトサイドヒッターの藤中謙也、そして丁寧なセットでスパイカーの力を引き出すセッターの河東裕大が、チームを支えている。
外国籍選手のフィジカルと得点力、日本人選手の技術と連係。それぞれの長所を生かすチーム構成は、SVリーグの一つの理想形ともいえる。
ブラジルリーグで実績を残したミドルブロッカー
STINGS愛知の注目選手は、新加入のジャドソン・ヌネスだ。
ブラジル代表のミドルブロッカーで、クイックとブロックの両面で高い実力を誇る。ブラジルリーグでは4季連続でベストミドルブロッカーに選出された実績を持つ。
クイックの特徴は、高さとパワー。得意とするクロスコースへ、豪快にアタックを打ち込む。日本代表とブラジル代表の対戦でも、ジャドソンにトスが上がると得点を許す場面が目立った。相手に自由にクイックを打たせないよう、サーブで攻めることが対抗策の一つとなっていた。
ブロックでも、ブラジルリーグで2度のブロック賞を獲得。205cmの長身を生かしながら俊敏に動き、相手のアタックを阻む。肩幅が広く、腕も太いため、ブロック時には大きな存在感を放つ。
ジャドソンにとってSVリーグは初の海外挑戦となる。持ち味を存分に発揮できれば、ベストミドルブロッカーの有力候補となりそうだ。




