ウルフドッグス名古屋
掟破り?の外国籍選手4枚構成
今季のWD名古屋は、スターティングメンバー7人のうち4人が外国籍選手という布陣を組む。
SVリーグでは今季から、コート上で同時に起用できる外国籍選手の人数が3人に増えた。WD名古屋はそのルールを生かすため、世界屈指のリベロであるジェニア・グレベニコフを獲得した。
ミドルブロッカーのアントン・ブレーメとノルベルト・フベルが、グレベニコフとリベロ交代することで、外国籍のミドルブロッカー2人とリベロ1人を、同時に起用できる外国籍選手の枠を圧迫せずに活用できる。
前衛ではミドルブロッカー2人が高さとブロック力を発揮し、後衛では世界最高峰のリベロが守備を支える。さらに、空いた外国籍選手枠をサイドアタッカーに割り当てられるため、スタメン7人中4人が外国籍選手という構成が可能になった。
昨季は大阪Bが外国籍セッターを起用して優勝を果たした。今季は外国籍リベロという新たな選択肢を採用したWD名古屋が、どのような戦いを見せるのか注目だ。
キング・オブ・リベロ
WD名古屋の注目選手は、ジェニア・グレベニコフだ。
世界最高のリベロは誰か――。そんな問いに対して、真っ先に名前が挙がる選手の一人だろう。
日本代表の山本智大と小川智大の長所を併せ持つような、総合力の高いリベロといえる。
山本を思わせるのはディグだ。188cmの体格を生かして大きく構え、相手のアタックに対して身体のどこかにボールを当てて拾い上げるような、優れた反応と感覚を持つ。
一方、小川を思わせるのはレセプションとトスだ。レセプションでは、ボールの勢いを吸収する技術に優れる。ボールを身体の正面だけで捉えるのではなく、身体の横で処理することで勢いを逃がし、安定した返球につなげている。
トスも変幻自在だ。相手ブロックの動きを観察し、味方のアタッカーが攻めやすい状況をつくり出す。
グレベニコフに打てば、すべて拾われてしまう――。相手にそう思わせるほどの存在感を持つ、世界屈指のリベロだ。




